

さいのネについて
等身大の視点から記事を書く
書き手(地域住民)の声をありのままに届けることを何よりも大切に。
書き手視点で書かれた記事が、結果的に
読み手(地域住民)の役に立ち、心に響くと考えています。

実体験
自らが体験し、感じたことを大切に。
言葉ではすぐに言い表せないけれども、
なんだか心惹かれる「ヒトモノコト」を取材します。
立場
子育て、介護、新規出店、新規就農...
今現在の立場だからこそ、感じられることを大切に。
形式や文字数
一般的な記事の形式や、読み手が読みやすいとされる文字数に囚われない。まず自らが読みたいと思えるどうかを大切に。


それぞれにとっての
<豊かさ>を考える
いま〈豊かさ〉に対する捉え方が変わってきているように感じます。
『さいたま市』のような地方都市における〈豊かさ〉といえば「経済発展」や「人口増加」すること、
個人においては「物質的に満たされること」や「経済的な余裕があること」が主にあげられるのではないでしょうか。
辞書の定義を借りると〈豊かさ〉とは「満ち足りて不足のないさま 」です。
私たちは何をもって満ち足りていると感じるのか考えてみると、
きっとそれは画一的ではないし何かが増えること、限られた人だけが獲得できることだけではないと思うんです。
『うらみち』という旧浦和市の魅力を発信するWeb メディアの運営者として地域で活動をする中で、
地域には「つながり」や「手触り感」を大切にしている方が多くいることを実感しました。
時代の変遷と共に〈物質的・経済的な豊かさ〉に限らない、
それぞれにとっての〈精神的な豊かさ〉を求める人が増えてきているのだと思います。
年々人口増加し経済発展を続ける『さいたま市』は、
大抵の生活に必要なサービスを過不足なく受けることができ、
さまざまな場所へのアクセスが良く、多くの人にとって「住みやすい」と感じる魅力的な街です。
そんな〈物質的・経済的な豊かさ〉による恩恵を享受できる環境に感謝しつつ、
私たちはそれぞれにとっての〈豊かさ〉とは何かを考えていく、そんな時代を生きているなと感じます。
〈豊かさ〉を知った
その先に
せっかくなので、自らの〈豊かさ〉について少し考えてみてください。
きっとそれは大それたことではなく、もしかしたら既にあると感じる人も多いのではないでしょうか。
既に豊かであると気付くことは心に余裕を生み、
自然と周囲に目を向けたり興味関心を持つきっかけになると思うんです。
もしも地域に住む人同士がお互いの〈豊かさ〉、
ひいては「考え」や「立場」に興味関心を持ち、そして尊重しあうことが出来たのならば...。
その関係性はいざという時に、お互いの支えや助けになるかもしれない。
そんな関係性が増えていくことが、地域にとっての〈豊かさ〉の一つだと考えています。
『さいのネ』では、運営メンバーが自らや周囲、
そして地域の〈豊かさ〉とは何かを考えながら「記事」を書いたり「場」を作っています。
当メディアの活動が、少しでもまず皆さんにとっての〈豊かさ〉とは何かを考えるきっかけになりましたら幸いです。
『さいのネ』運営者 菊村夏水
